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[自然を取り戻す] 海岸林再生プロジェクト1

2012.5.14 | トミオカ | 活動レポート

仙台空港のある宮城県名取市北釜地区。ここには2011年3月11日まで、太平洋沿いに全長5km、138haの海岸林がありました。400年前、伊達政宗の時代から造林が始まった海岸林は、その内陸にビニールハウスの一大農産地が広がり、また仙台空港の離発着にも影響を与える濃霧の発生も抑えていたといわれるなど、長くこの土地に住む人々の生活を守ってきました。


海岸林再生プロジェクト」は東日本大震災による大津波で壊滅的な被害を受けたこの海岸林の再生を目指し、公益財団法人オイスカが中心となって、行政や林業事業体、地元住民とともに取り組むプロジェクトです。苗木生産・育成を通じて被災地住民の雇用を通じた生計支援を行いながら、10年間で100haの植栽を目標としています。

オルビスではこの取り組みに賛同し、3月にいつもプロジェクト基金より、支援金600万円を寄付いたしました。

海岸林再生、といっても現在は植栽のための苗木が大きく不足している状況です。苗木の生産は誰でもできるわけではなく、林業種苗事業者登録、農林種苗農業組合への加入といった手続きから、苗畑の確保・整備、資機材の手配など多くの準備が必要です。

海岸林周辺に居住されていた地元農家の方々が「再度、自分達の手で海岸林を復活させたい」と被災から1年がかりで準備をすすめ、このたび最初の種まきを行いました。この育苗場の完成に合わせ、4月26日に現地の視察ツアーに参加しましたので、次回は現地の様子をご報告したいと思います。